債務者と自分で交渉

債権回収のワザのうち最も初歩的なものが、債権者が債務者と自力で交渉するパターンです。債権者が債務者と自分で交渉する場合、その方法にも以下のように様々なものがあります。まず、債務者の不動産情報を取得し、債権回収のための選択肢を提示することです。債務者と自分で交渉する際には、債務者についての情報を数多く持っていると有利になります。そこで、債務者の資産状況を調べるのです。債務者の住所が分かっていれば、「不動産登記事項証明書」を取得できます。債務者が「持家」か「借家」のどちらを持っているのかを把握し、それに基づいた選択肢を提示するのです。債務者が追い詰められている場合、債権者の提示した選択に従いやすくなります。

また、債務者の話を黙って聞き続け、債権者が有利になる情報を引き出す事も有効です。債権者が黙っていると、債務者は自分が持っている情報を洗いざらい次から次へと話してくれます。その情報の中から、債権回収に繋がる有益な情報を得るのです。

さらに、「内容証明郵便でプレッシャーをかける」、「交渉が停滞したら、交渉場所・交渉手段を変えてみる」というワザも有効です。とにかく自分で交渉する場合には、「交渉の長期化」を絶対に避けるべく、次から次へとワザを繰り出しましょう。